オーダースーツ店の中心で目的の大切さを叫ぶ

こんばんは。

岡安です。

しっくりくるブログの書き出しや、文体がなかなか決まらずに悩んでいる今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今日はタイトル通りに週末に似つかわしいお気楽な内容ですので、お時間があるときにお読みくださいまし。

今日初めてオーダースーツを注文したのですが、色々気づきがありました、というお話です。

 

オーダースーツを作ってみた

今回、妻の「まだまだ分不相応なんじゃないの?」という牽制を華麗にスルーしつつ初めてオーダースーツを注文してみました。

高級店ではないので、実際には既製品とそれほど価格的な違いはありません。

まだ仕上がっていないので、最終的に満足できるのかはわかりませんが、現時点では色々相談しながら生地やスタイルを選べたので、概ね満足しております。

そんな中、やっぱり何かを選んだり判断するときは、「目的って大事だわー」とMISAWA的に感じたんですよね。

 

以前オーダースーツ店に行ったときは。。

今回は注文まで至りましたが、実は数年前にもオーダースーツ店に行ったことがあるのです。

そのときは、「ビジネスマンとしては30超えたらスーツの一つもしつらえなきゃでしょ」と、かなりイキって乗り込んだのですが、結局買わずに終わりました。

なんで買わなかったのか、いや、買えなかったのか。

理由は明白で、選択肢がありすぎて、選べなかったのです。

オーダースーツは、生地、スタイル、ボタン、裏地、仕立て方など、無数の選択肢があります。

その無数の選択肢をなぎ倒すことができず、そのときは、「俺にはまだ早かったか。。」と、すごすご逃げ帰ったのですけど、今日無事に注文してみて、そのとき早すぎたのではなくて、目的がなかったんだなという気付きを得てしまったわけです。

 

目的があると判断出来るしサクサク決まる

今回スーツを買う目的は、「セミナーのときにそれっぽく見えるようなものが欲しい」と明確に決まっていました。

今年の後半くらいからおかげさまでぼちぼち中小企業診断士としてのセミナーのご依頼をいただくようになっています。

内容は、マイナンバーだったり、クラウドの活用だったりいろいろです。

こういったお呼ばれするセミナーは、個人が主催しているのではなく、大手企業さんだったり、きちんと威厳をお持ちの企業なので、手をぱちぱちとはたきながら腰を低めに小走りで「どうもどうも~」と入っていくわけにはいきません。

ご依頼いただく企業様からすれば、中小企業診断士という肩書や専門的な知識があることに対して、それなりの報酬をご用意いただいているということになります。

もちろん専門的な知識などをきちんと仕入れ、わかりやすく伝えることに余念はありません。

ただし、個人的には「先生でござい」という風にお話ししたりは苦手ですし、そもそもそんな威厳を出せるわけではないので、半ばあきらめていますが、依頼としては、そういった部分をすくなからず求められます。

なので、立ち振る舞いなども含めて、意識しながらセミナーを実施します。

そこで、ちょうどいま持っているスーツがへたって来ていることもあり、そろそろオーダーする時がきた!ということで、満を持して意気揚々とお店に乗り込んだ、というのが、今回の背景です。

で、その背景自体はほんとにどうでもいいのですけど、前回と大きく違ったのが、詳しく書くと、「ある程度先生っぽくきちんと見えつつ、でも先生の中では若手的な感じなので、あまり上から目線で教えたるで~ということでもなく、ちょっとだけとがった雰囲気を嫌みのない範囲で伝えられるようなフレッシュさも感じられるスーツが欲しい」という明確な目的があったことです。

上記の目的が明確なのかは微妙なところですが、自分なりの目的があったことで、前回あれほど悩んだスーツ選びがサックサクに進みました。

 

どんな風に判断できたか

例えば生地選び。

生地は、当然デーハーだったり、あまり見かけない生地を選ぶわけにはいきません。

色も、ダークグレーとか濃い紺系など、ある程度絞られます。

そんなざっくりとしたイメージを持って臨んだのですが、具体的には、さらに無地にするか、ストライブなど柄が入っているか、ストライプでも、織柄レベルの目立たないストライプにするかという判断が求められます。

その時に、専門家である店員の方に、セミナーの時に使うスーツをこういう目的で欲しいと思っているんです、という内容を予め伝えていたので、「ストライプは細いものは若々しく、幅のあるものは威厳のある感じにみられます」とか「スタイルとしては、細身すぎるのは良くないですが、立った時に映えるように、しわが出ないようなジャストサイズがお勧めです」といった具体的なアドバイスがもらえるのです。

そうすると選択肢を提示されたときに、一般的にはどうかとか、セミナーの戦闘服としてはどうかという内容と個人的な好みをミックスしながら具体的に判断を下すことができ、サクサクと決めることができました。

心なしか、店員さんからも「この人色々判断早いな。さぞかし仕事も出来るんだろうな。」というまなざしを受けた気がします。

気がするだけで、「この人なんも考えてないんじゃないの?」くらいに思ってたかもしれませんが。。

 

やっぱり目的は大事だよね

仕事柄、何かの企画やシステムの導入などに関わることが多く、そのたびに「目的をお聞かせください」とか「目的をきちんと設定することが成功の第一歩です」とか話したりもすることが多いです。

もちろん仕事上で目的の大事さは実感しているのですが、普段の生活であらためて目的の大切さを感じて、ドヤ顔でお披露目したくなったというお話。

やっぱり目的はものすごく大事ですよ、みなさん。

ではでは。

この記事を書いた人

岡安裕一