いきなり久々の投稿になってしまいましたが、今日はZOHOのセミナーに参加してきたので、ご報告。

今日参加してきたセミナーは、こちらです。

『ZOHOLICSミニ』

清水 誠がZohoの限界に挑戦
〜中小でも実現できるマーケティング・オートメーション

URL: http://www.zoho.jp/crm/seminar/s20151021/
●開催日時:10月21日(水) 10:30~12:30

結果的に非常に満足度が高く、マーケティングオートメーションにチャレンジしてみようと思わせられる内容でした。

 

マーケティングオートメーションとは?

ここ数年で「マーケティングオートメーション」という言葉をよく聞くようになりました。

マーケティングオートメーションは、その言葉通り、

マーケティング活動を自動化するためのツールやサービス

といえるかと思います。

この記事では詳細を省きますが、顧客のWebを中心としたさまざまな行動の結果を元にスコアリング(点数付け)などを行い、そのスコアリング結果を元に、カスタマイズされたWebページを見せたり、特定商品を勧めるようなメールを送ったりするアクションにつなげることができるツールです。

マーケティングを実施する上で、通常は非常に手間がかかったり、簡単には実現できないようなことを実現可能としてくれるITツールという理解をしておけば大まかには問題ないでしょう。

ものすごく便利そうな「魔法の杖」のイメージも手伝って、昨年あたりから書籍や様々なサービスが提供され、マーケティング業界では流行語といってもよいと思います。
(実際には活用するのが簡単な「魔法の杖」ではありません)

 

マーケティングオートメーションってお高いんでしょう?

元々の概念が米国発ですので、日本市場には、米国から多くのマーケティングオートメーションツールが参入し、日本初のサービスの提供も増えつつあります。

ただし他のITツールやサービスと同様に、マーケティングオートメーションツールは、中小企業から見た場合、非常に高価であり、導入費・ランニングコストなどを考えると導入は現実的とは言えません。

例えばSalesforceが提供するマーケティングオートメーションツール「pardot」はProエディションで、月額236,000円(税抜)です。

つまり、年間で税込だと3,058,560円にもなります。
(※価格は、2015年10月現在のWebサイトに公開されているものです)

これでは、中小企業ではまず導入できませんし、中堅企業や大企業でも稟議を通すのはなかなか大変なレベルです。

 

安価なマーケティングオートメーションツールはないの?

そこで、安価にマーケティングオートメーションを実現できる「Zoho SalesIQ」の出番ということになります。

ZOHOは、通常それなりにコストのかかる様々なサービスを安価に提供しているインド発のクラウドサービスベンダーです。

そのZOHO社が提供している3つのサービス

を組み合わせて利用することで、一般的なマーケティングオートメーションの機能を実現できる(らしい)のです。

ちなみに、この3つのサービスの有償ライセンスで使用すると月額換算で、

ZOHO CRM:2,400円(※1) + ZOHOキャンペーン:3,000円(※2) + SalesIQ:2,280円(※3)

= 7,680円

年額でも、92,160円です。なんと年額で10万いきません

めちゃやすいですね。

※1:プロフェッショナルプランの1ユーザ分の年額払い28,800円を12か月で割って算出(2015年10月現在の価格)
※2:登録者数1,001-2,500の年額払い36,000円を12か月で割って算出(2015年10月現在の価格)
※3:Basicプランの月額$19を$1=120円で算出(2015年10月現在の価格)

 

ZOHOによるマーケティングオートメーションの事例

今回のセミナーでは、神奈川で地ビール(エールビール)を製造販売しているサンクトガーレンの事例をご紹介いただきました。

マーケティングオートメーションの考え方・導入方法としては、

  • マーケティングオートメーションを使用して、何を実現したいのかを顧客視点で考えることが重要
  • 清水さんが提唱されているコンセプトダイアグラム(一般的にはカスタマージャーニーなどと呼ばれるもの)を使った、商品企画も含めたマーケティング戦略の立案
  • 評価指標にどう落とし込むか
  • マーケティングオートメーションはプログレッシブに進めるべき(スモールスタートで徐々に進化させると理解しました)

といった内容をお話しいただきました。

テクニカル的な内容としては、GoogleAnalyticsで発生するIDをキーにして、

  • 顧客の購買履歴(カラーミーショップ)
  • Webへのアクセス履歴(GoogleAnarytics+SalesIQ)

の2つのデータを収集しGoogleスプレッドシートに集約し、顧客情報(ZOHO CRM)にアップロード。

集約された顧客情報には、行動履歴や購買履歴によるスコアリング結果が蓄積され、このデータをもとにWebサイトへのフィードバックを行い、表示のカスタマイズなどを実現していました。(メール配信は未実施とのことでしたが、このデータがあれば、実施自体のハードルは非常に低いでしょう)

Q&Aでは、異なるドメイン間でのcookie情報の操作(GoogleAnaryticsのIDの受け渡し)や異なるデバイスでのcookie情報の集約(名寄せ)の実現方法のアイデアを知ることができました。

その他、

  • マーケティングオートメーションはマスに対するツールではないので、極論顧客が一人以上いれば有効
  • Webアクセス履歴は、cookieでとるため顧客情報とは後で紐づける形でOK
  • Webでの表示のパーソナライズなどの施策であれば、必ずしも顧客情報と紐づける必要はない

などが印象に残っている内容した。

 

マーケティングオートメーションを試したい!

今日のセミナーでは、具体的なイメージが湧いて、実際にSalesIQを試してみたい、という気持ちになりました。

セミナーには、最近業務改善のお手伝いをしている久松農園の久松さんも来場されていて、ぜひ実現しましょうと、大いに盛り上がりましたので、近々に機能検証や実際に活用してみるといったアクションを取っていく予定です。

できればブログなどでもその成果を公表していきたいと思っています。

ではでは。