フリーランスになって3年が経ちました。

こんにちは。

5月も終わり、6月に突入していましましたね。

ちなみに、6月1日は何の日かご存知ですか?

日本で初めて天気予報が発表されたことにちなんだ、気象記念日?

日本で初めて写真撮影が行われたことにちなんだ、写真の日?

日にちはまったく関係なく、写真の日にのっかって、はいチーズにちなんだ、チーズの日?

いやいや、もっと重要な記念日ですよ、奥さん。

私、岡安がフリーランスとして独立した、超個人的な独立記念日です。

 

一年なんとか生き延びました

一年前にも、3年目突入に際してブログを書きました。

フリーランスになって2年が経ちました。

記事の最後に、

「来年も普通に3年目を迎えましたというブログを普通に上げられていますように。。」

という一文を入れていましたが、小市民のささやかな願いは、神様だか仏様だかお客様だか、何ものかに届き、かなえられたようです。

今年もとりあえずの一区切りっちゅーことで、この1年間をさらっとブログにまとめてみたいと思います。

なお、記事内で使われているスライド画像は、先日、中小企業診断士協会中央支部のイベントで、独立後にどうやって仕事を取っているか的なお話をするためにまとめた内容です。

 

仕事の商流・内容はそれほど変わりばえしない一年

一言でまとめてしまうと、仕事的には比較的安定した1年だったと言えそうです。

おかげさまで、来年からは消費税を払わなければならない程度の売上が2016年に上げられて、2017年も同じくらいの売上にはなりそうです。

どんなところからお仕事とっているかというと、こんな感じです。

過去の人脈と新規開拓と診断士がらみでのお仕事3つがあって、今年はほぼ3等分に落ち着きそうです。

バランスが取れている=どこかがつぶれても人並みには生きていけるという意味では非常にいい感じの事業ポートフォリオといえそうですが、やや面白みに欠けるもいえそうです。

もっととんがった方がいいかもなぁ、でもそのふらふら具合がある意味自分の持ち味だしなぁといういつものどっちつかずな思考が見事に反映されています。

 

業務内容としては、こんな感じです。

昨年は、Webマーケ関連のお仕事に偏っていましたが、業務内容的にもバランスが取れている状態です。

Webマーケの比率が落ちたのは、独立直後から行っていた大口の案件が残念ながら終了してしまったのが原因で、実際の比率はそれほど変わりません。(なんだかんだで6~7割くらいがWebマーケ関連なのが実感でしょうか)

この辺りは、データの定義の仕方によって大きく変わるので、あくまで参考値ですね。

 

満員電車よさらば

定量的なところはお見せした通りですが、定性的な部分ではどうだったかというと、まずは昨年10月に個人用のオフィスとして駅近のワンルームマンションを借りたのが大きかったですね。

フリーランスになった時点で、通勤ラッシュに巻き込まれることは、かなりなくなっていたのですが、オフィスを家の最寄り駅の徒歩1分くらいのところに借りたので、朝一での客先訪問などが入いらない限り、満員電車でのストレスや痴漢冤罪のリスクから、さらに遠のくことに成功しました。

いやー、仕事部屋がちゃんとあるっていうのは、いいものです。

何がいいかといえば、

 ・仕事関係の本をスペースを気にせず置ける
・他人に邪魔されずに仕事に集中できる
・眠くなったら人の目を気にせず仮眠が取れる
・アウトドア関連とか趣味のグッズを奥さんにばれずにこっそりAMAZONで買える

など、はっきりいってメリットしかないです。(一部仕事と関係ない項目が含まれます)

とはいえ、部屋を借りるときはいろいろ考えました。

固定費として月数万、光熱費や初期費用なんか考えると、月10万程度が収入状況に関わらずかかってしまうというのは、弱小フリーランサーとしては、なかなかのプレッシャーです。

また、奥さんからは「ほんとに部屋を借りることが必要なのか?」とかかなり問い詰められましたが、最後は無理矢理押し切ってやりました。

実際住居での仕事は、

・義理の母が同居でお互い気を遣う(義母との仲は問題ありません)
・部屋数が足りず、仕事部屋がなくリビングで仕事をせざるを得ない
・仕事関係の書類などを置く場所がない

など、いろいろ無理があったので、今でも正解だったと思っています。

ちなみに、奥さんからあらぬ疑いをかけられないように、家から近い場所に部屋を借りて、合いかぎは常に家に置いておくなどの措置も渋々とっています(笑)

仕事場をどうするのかという、フリーランサーとしては仕事の仕方などに影響が大きい課題の選択肢としては、

・家で仕事する
・他社のオフィスに間借りする
・シェアオフィス・レンタルオフィスなどを借りる
・ノマド(古い)的にカフェで仕事

などがあるかと思いますが、せっかくフリーランスとしての自由を満喫するなら、部屋を借りてしまうのが個人的にはお勧めです。

 

大口の仕事の穴をどう埋めるか

さて、話があんまり仕事と直接関係ない方法に行ってしまったので、少し戻します。

お仕事の全体観としてはあまり大きな変化はなかったのですが、先ほども書いた通り大口安定顧客を結果的には失いました。

個人の思いとしては、いろいろな経緯もあり、タイミングとしては悪くなかったかなと思っていますが、売り上げ予想のグラフを見てみると、明らかに安定性を欠く動きをしていく見込となっています。(緑が2017年売上見込)

安定収入を一つ失いましたが、昨年後半から別の安定収入につながる企業向けの研修講師系の仕事が始まっていたので、数字的にも精神安定的にも助かっている部分があるのが実際のところです。

ただし、研修講師の仕事は、

・絶対に穴をあけられない
・朝が早い
・2日連続など体力を消耗する
・スケジュールが押さえられてしまうので突発的な仕事などに対応しづらくなる

などのデメリットもあるので、割合としてはこれ以上はあまり増やさない方向で行きたいなと思っています。

絶対に穴をあけられないという部分については、業務委託的に研修会社から仕事を請けている場合は、自分の直接の顧客ではないこともあり、割と大きな大きいプレッシャーを感じます。

 

このままいくか、方向転換するか

おかげさまで2年目に引き続き3年目も大過なく仕事をして生きていくことができました。

感触としては、おそらくここ数年は同じように生きていくことは難しくはないだろうな、などと傲慢なことを感じている自分がいます。

ただし、基本的に飽きっぽいところがあるので、同じようなことをし続けるというのは、モチベーション的にはなかなか厳しいものがあります。

もちろん同じカテゴリの仕事をしていても、一件一件のお客様で状況なども異なり、まったく同じ仕事ということはありえません。

それでも、やっぱり、できることが見えていること(今までと同じこと)を単に続けるのは面白いとは感じられない自分がいるのが事実なのです。

まぁ、お金も大好きなので、仕事であれば全力で対応しますけども。

 

という訳で、いきなりまったく違うことを始めるなんてことはないとは思いますが、年内に少し全然違う方向性の仕事とかもできればよいかなーというのが今思っているところですね。

なので、岡安にこんな仕事をさせてみたら面白いかもと考えた奇特な方がいらっしゃったらお気軽にお声がけください。

今までやったことないような内容であれば、最初のうちは手弁当でも喜んで仕事します。(たぶん)

 

引き続き当面は運だけで生きていく

 

さて、このつれづれな感じの記事をどうやってまとめるのか迷っていまいましたが、昨年のブログ記事の最後に、自分の運の良さについて触れていたので、その辺りに触れてグダグダながらも締めに入りたいと思います。

この一年の間でも、大口のお客様を失っても、ちょうどそれに見合うくらいの仕事が入ってきたりとか、ちょいちょいいろいろな所からお声がけいただくなど、引き続き運の良さは健在のようです。

いつかこの運から見放されることもあるかもしれませんが、いつか来るかもしれないそんなときのために、しぶとく生き残れるようなツワモノになれるように、ぼちぼち頑張っていきたいと思います。

みなさま今後ともよろしくお願い致します。

来年は、この一年でこんな新しいこと始めましたー!!!的な報告ができますように。。

 

この記事を書いた人

岡安裕一